asianimprovのアジア系アメリカ雑記帳

2006/10/24 火曜日 - 12:07:32 by tshibuya

少々遅くなった感があるけれど(少々どころではない)、世捨人さんの「asianimprovのアジア系アメリカ雑記帳」を紹介しようと思います。

世捨人さんとはniftyのパソコン通信の時代からのつき合いだからかなり長い。とはいえ、彼がどうしてこういう日系(アジア系か)のことについて興味を持ち、書いているのかは知らない。知らないけれど、こういうことを書いている人にまだ会ったことがないから、ここを見に行く度になにか非常に勉強した気分になる。
ということもあるけれど、それより前に彼のものの見方が真っ直ぐで、ということがあって、いま、そういう人がめずらしいと思えばそれだけで見る価値がある。
つまり、書かれている日系のあれこれよりそういう世捨人さんの方が面白い、では申し訳ないけれど、その真面目さが昔を思い出させてくれるということもあって、これを古いと感じる人がいても、それはそう思う当人が古いということを認めることであるから結局のところ古いも新しいもない。

一体こういうのを紹介文というんだろうか(笑)。

6 Responses - “asianimprovのアジア系アメリカ雑記帳”

  1. Ikegami : 2006/10/25 - 10:28:19 -

    ぎゃはは!
    まるで渋谷さんの演奏を聴いてるような、素晴らしい
    紹介文です。
    ぼくも世捨人さんのファンです。

    このところコメントを入れてませんでしたが、隠れて
    読ませてもらってます。しかし、なんですなあ、渋谷さ
    んこのところ元気一杯。薬湯ならぬ薬酒でも見つけた
    んでしょうか。
    うちもだいぶ落ち着いてきたので、年内に一発やりま
    すか?新しい料理のレパートリーも増えました。

  2. 世捨人asianimprov : 2006/10/25 - 17:32:41 -

     びっくりしたなぁもう!(三波伸介さんのギャグ)ここで紹介いただけるとは夢にも思いませんでした。ただ、昨夜、悪夢を見たらしく、「大声で寝言を言っていたので別の部屋で寝た」と家人が今朝怒っておりました。悪夢の原因はここだったのか!(笑)
     それで、私のブログに来られた皆さんがいたとすれば、わけがわからなかったと思います。いきなり「アジア系アメリカがどうしたこうした・・」で、ジャズ方面は渋谷さんしか出てこない。こんなマイナーなブログは他にないでしょうね。 見方がまっすぐというのも子どもみたいで困るのだけれど、「書かれていることより私のほうが面白い」かどうかは、わかりません。
     Nifty Serve時代の渋谷さんとの「ねじ曲がった交流」については、書きたくても書けない事情があり、まだ一度も真実を語っておりませんが、いずれ、渋谷さんをお白州に座らせて、大岡裁きを受けてもらわねばと考えております。
     僕のブログで、「トレーンとドルフィーが共演している映像がYouTubeにある」と書いたら、或る女性から「時代がああいうストイックさを求めていたのかしら」というコメントを頂き、なるほど、私はストイックなのが好きなんだとわかりました。(苦笑)
     それはそうと、『ちょっと危険な関係のブルース』(LP)を入手しました。浅川マキ+渋谷毅だけのアルバム。録音は1985年だから21年前だ。マキさんの歌唱は極上。録音の質も高い。LPの音っていいなぁ。渋谷さんのピアノは素晴らしいけど、長髪のポートレートが可笑しいです。

  3. tshibuya : 2006/10/26 - 16:19:50 -

    また笑う。
    どうも池上さんにほめられても素直によろこべないなあ。でも、ぼくは単純なので(どのくらい単純かというと「渋谷さんて暖簾に腕押しですねぇ」といわれるくらい)うれしいことはうれしい。

    年内に一発と。それはいいですね。うん、こんどはおとなしく上品にいきます。

  4. tshibuya : 2006/10/27 - 09:00:48 -

    「アジア系アメリカがどうしたこうした・・」という話は、そういうふうに物事を見たことがない人にとっては別世界でしょう。で、それを面白いと思うかどうかは別として、世の中には面白い(変な)人がいるものだと思って、多くの場合そういうことからなにかがはじまるのです。なにをえらそうに(笑)。

    「ちょっと危険な関係のブルース」はもちろん持っていますが聴いてないなあ。でも、考えるとこんなにいいレコードはないような気がしてきます。浅川マキと二人だけ。奇跡みたいなものだ。

  5. 世捨人asianimprov : 2006/10/29 - 10:34:05 -

    「彼がどうしてこういう日系(アジア系か)のことについて興味を持ち、書いているのか・・」

    これについては諸説ある(自分の事なのに「諸説」はないか)のですが、母方の曾祖父がハワイ移民一世で、祖母(拙宅近くで健在。来月に98歳になるスーパー二世ばあちゃんです)がハワイ生まれ(オアフ島のワイパフという町で、かつてサトウキビ畑があり、日本人移民が住み着いた)で、日系人の親戚がハワイや本土にたくさんいることが動機付けになったと言われております。(言われております、はないか)

    ハワイは、普通の人たちには観光地+リゾートですが、僕にはルーツでもあるのです。遠い親戚には二世部隊に入り、イタリア軍やドイツ軍相手に欧州で闘ったひともいるし、祖母の実弟(大叔父)はハワイ生まれの二世でしたが明治大学卒でバイリンガルだったために真珠湾攻撃の後、スパイの疑いでFBIに引っ張られました。勿論、スパイではありませんでした。

    こういう歴史を知るにつけ、またハワイの親戚宅でホームステイ(居候ともいう)をしたことから、移民とか国家とか民族とか戦争を移民からの視点で再検討する必要を感じたのが現在のブログに反映されています。

    但し、僕は歴史とか政治問題には強くないので、自分が出来ることは何だろうと考えると、好きな音楽から入ろうということになりました。それで、アジア系アメリカ人ジャズメンと知り合いました。

    問題意識としては、黒人が初め、白人が広めたジャズを私たち日本人が受け入れ演奏し楽しむことと、同じアメリカ合衆国で、黒でも白でもラテン系でもないジャズを創造しようとしているアジア系アメリカ人ミュージシャンたちの苦闘とを並べてみるとどうなるか?ということになります。

    ジャズの本国アメリカでも「アジア系が何故ジャズを選ぶのか?」と黒人や白人やアジア系アメリカ人からも揶揄されているのがアジア系アメリカ人ジャズミュージシャンです。しかし、三世のドラマー、アキラ・タナへの高い評価や穐吉敏子からナベサダ、日野、山下洋輔、小曽根、ケイ赤城等々、日本人の活躍で、イエロー・ジャズへの評価は低くありません。しかし、それが「日本人でもジャズが出来る」とか「アジア系でも黒人と張り合える」とかいう劣等感を下敷きにしたものなら、つまらない。そうではなくて、もっと自然にジャズ(でもロックでもいい)をプレイできるようになれば、ジャズという音楽も深まるだろうし、ミュージシャンからも肩の力が抜けるのではと思います。

    例えば、渋谷さんが言われる「日本人だから日本のジャズが面白い」というのは決して「本場に負けない日本のジャズを創ろう」とかいうナショナリズムではない。「ただ、演奏する」という至極自然な態度から生まれた姿勢だと思いますし、こういう渋谷さんの姿勢から僕は多くの影響を受けています。

    ※「ちょっと危険な・・」はCD化してほしいです。浅川マキ+渋谷毅のふたりしかいない録音って、あるようで、ない。だから、値段がちょっと高かったけれど、オークションで入手しました。聴いてみて、決して高い買い物ではなかったことがわかりました。

    長文ですみません。m(_ _)m

  6. 世捨人asianimprov : 2006/10/30 - 19:21:25 -

    僕のブログに渋谷さんのことを書いてみました。

    http://asianimprov.at.webry.info/

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