カレーライスの食べ方

2007/02/09 金曜日 - 20:11:08 by tshibuya

昔のバンドの控室というのは、次のステージまでの3、40分間、することがないから博打(オイチョカブかポーカー)か馬鹿話で過ごすのが常だった。馬鹿話というのは大体人のうわさとか、それが年長者のいるバンドなら病気の話とか、他愛のない話だからどうってことはないけれど、こちらが悪いあちらがどうしたなど、はじめから終わりまでそんな話だとだんだん気が滅入ってくる。
博打は面白いけれど月給が消えてしまうことがほとんどだから(なぜならバンマスは自分が勝つまでやる)、そのときの情けなさっていったらない。早々に止めた。
で、だれかがベーゴマをやろうと用具一式を用意してきた。昔取った杵柄、ベーゴマは得意なんだ、とみんなでやっていたら、だれかのベーゴマがするりと抜けてフロアの方に転がって行った。フロアではお客さんがダンスに興じている。さあ、どうしたと思います?
すみません、ちょっとすみません、とダンスの人をかき分けて拾いに行ったんですね。さすがにマネジャーに怒られてそれでベーゴマは止めになった。

昨日はアケタの店の休み時間、どういうわけかカレーライスの食べ方の話になった。あれは混ぜて食べるのか、混ぜないで食べるのか。どちらでもいいようなものの、
混ぜない派は美的意識を強調する。美しくないじゃないか、と。混ぜる派は大阪にそういう混ぜて持ってきてくれるカレー屋さんがあってそれがとてもおいしいんだという。混ぜないで食べて最後の方は混ぜて食べるという折衷派もいる。
最後にご飯だけ残った場合はどうするのか(これは混ぜない派だな)。それは、きみ、計画性がないなぁ、福神漬けライスからっきょうライスで食べるほかしょうがないじゃないの。
そういえばビビンバなんかもそうだなぁ、と話は尽きない。

5 Responses - “カレーライスの食べ方”

  1. IKEGAMI : 2007/02/09 - 21:07:51 -

    そんなことで議論してる人たちが、どうして人の
    心を揺さぶるような演奏ができるんでしょうか?

    だから「変な生き物」なんですよね。

  2. あんべ : 2007/02/10 - 00:19:51 -

    意外とマジで 「どうでも良い」ことが好きなんですね(笑)

    要は、美味しく食べられるなら「どんな食べ方」でもいいのでしょうよ。
    (しかし・・・他から見て 食欲を無くす食べ方だけは・・笑)

  3. tshibuya : 2007/02/10 - 00:57:00 -

    演奏中は真剣にやっているので休み時間くらいは解放されてできるだけくだらない話をするんです。
    というのはうそで、真剣にやっているのも怪しかったり、くだらない話でもその向こうに深遠ななにかがあるかも知れない、と、そういうところを行ったりきたりするのがミュージシャンというものです。
    それにさ、休み時間に「あそこのコードは」なんて話をすれば、石渡明広辺りに「おめぇ、なにいってんだ」とどやされます。

  4. tshibuya : 2007/02/10 - 01:30:19 -

    あんべさん、面白いことに峰厚介さん辺りはそういう「どうでもいい」話が好きなんですね。石渡明広はというと、くだらない話をしやがって、っという顔をして、でも、にこにこしながら聞いている。
    あ、いい忘れましたがぼくは「混ぜない派」です。
    ああ、平和だなぁ。

  5. 長谷邦夫 : 2007/02/18 - 14:23:33 -

    昔むかしのピットイン2階楽屋、ぼくや奥成さんは常連でした。
    実にくだらないダジャレや噂やバカ話し。これが面白い!
    山下洋輔トリオ7年無欠席は、これが有ったからかも。

    で、階段を下りて行くとき、誠一さんに洋輔さんが、今日コレ〜
    なんて譜面の「断片」を渡すのに、またビックリでしたよ。

    あ、カレーですが、ドイツへ一緒に行ったとき
    森山さんが移動の列車中で
    「いま、ここに三平食堂のマズイ・カレーがあったら幾らで買う?」と言ったら、
    「50ドル!」
    って誠一さんが言ってました。

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