とんでもないレコード

2008/03/14 金曜日 - 12:04:39 by tshibuya

棚のレコードを整理していたらとんでもないレコードがあった。TRIPLE PLAY STEREO、 副題が POP+JAZZ=SWING というもの。これを見てハハンと思う人がいたらtShibuya blog皆勤賞を差し上げる。これは前に森山浩志さんとの対談の中でちょっと話したもので(おかしなレコード)、まさかそれがいまでも棚の中にあるとは思わなかった。
1962年にAUDIO FIDELITYが出したLP。もちろんステレオ。片チャンネルにポップス、もう片チャンネルにジャズが入っている。例えば左チャンネルにはINDIANAをストリングスかなにかでうっとりする演奏が、右チャンネルにはDONNA LEEをバップそのままにバリバリと、というふうに。すなわち、左チャンネルだけ聴いてもいいし右チャンネルだけ聴いてもいい、もちろん両方いっしょに聴いてもいい、というよくばったというか呆れたというか、ステレオ創生期じゃないとできない企画だった。もちろん再生する方でバランスを取るわけだけど。
編曲はベニー・ゴルソン。手に入れたのは63年か64年か。そのころクインシー・ジョーンズやベニー・ゴルソンが好きでレコードを集めていた、その中の一枚。
しかし、POP+JAZZ=SWING の=SWINGは苦心の答えだと思う(笑)。

4 Responses - “とんでもないレコード”

  1. asianimprov : 2008/03/14 - 22:36:06 -

    ジャズの珍品レコードを集めつつ、「見上げてごらん夜の星を」の編曲をしておられたのですね。この平衡感覚が渋谷さんらしい・・って、勝手なことを言っておりますが・・(失礼)。

    あの、「ちいさなほしの〜」の「ほ〜し〜の〜」で半音で上がっていくところがジャズみたいで・・。サビも良いのですが、この半音での進行は、いずみたくさんだなぁという感じがします。いつものように単なる「勘」ですけど。

  2. tshibuya : 2008/03/15 - 01:21:27 -

    はは、そんなことを平衡感覚っていうんでしょうか。
    「見上げてごらん夜の星を」のあの半音上がっていくところは、いずみたくさんの曲の中でもめずらしいものだと思います。というか他にしりません。もっとああいう曲を書いてくれたらよかったのにね。
    ぼくにとっていずみさんは恩人なので思うことはたくさんあります。いずみたくさんがいてぼくがいた。いつかいずみさんのことを書いてみたい。

  3. asianimprov : 2008/03/16 - 06:30:34 -

    「他にしりません」って、そうですか。(赤面)。勘が見事に外れました。(^^;)よく考えると、ジャズっぽいのは中村八大さんだった。そもそも、こんなことを渋谷さんのブログに書くのは釈迦に説法でした。(自爆)

    いずみたくさんについては渋谷さんにしか書けないことが山ほどあるでしょうから、是非!。佐良直美さんとかの話も。

  4. tshibuya : 2008/03/16 - 13:07:26 -

    いや、ぼくは「いずみさんらしからぬ」というように間違って読んでました。きっと頭にそういうことがあったんでしょうね。
    ミュージカル「見上げてごらん夜の星を」の中の曲は、どれもとても洗練されていて、これが「恋の季節」と同じ作者とはとても思えません(一方では、らしい、とも思ったりするんですが)。

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