菅野邦彦「LIVE!」を聴く

2008/03/25 火曜日 - 21:11:55 by tshibuya

夕方に宅急便で「LIVE!」が届いた。早速聴いてみる。
聴いてすぐ、「ああ、菅野さんだなぁ」と思う。当人が弾いているのだから当然だけれど、かって聴いた菅野さんの記憶が戻ってきて、それがその70年代のいろいろなことといっしょになってなんともいえない気分になる。
しかし、いま聴くとちょっとした違和感もあるのだ。それはその当時といまの違い、といってはわけがわからないけれど、おそらくこちらの都合といったものであるに違いなくて、自分の音楽に対する興味が昔と違ってきているということに改めて気がつく。
例えば、この爽快にスイングする菅野さんが悪いわけはないのに、なにかこころが浮き立ってくるような感じにならない。もちろんどこかのクラブやバーでこういう演奏を聴いたら楽しくてお酒が進むに違いないけれど、そういうことに熱中できなくなった自分というのも確かにあって、いまは爽快にスイングすることよりも、音の細かいニュアンスから聴き取れるなにかの方に興味がある。
とはいえ、ひさしぶりに聴く菅野さんは相変わらず「ぼくの菅野邦彦」であり、ファンというのはいつもそういうものであると思っている。

13 Responses - “菅野邦彦「LIVE!」を聴く”

  1. 妃摩甚 : 2008/03/27 - 15:20:16 -

    わあ〜!夏かしい菅野さん。彼のアナログレコードいっぱいあるが,そのなかの一枚じゃないのですか?
     九州・広島・東京で何度も聴いたから・・・わあ〜
    懐かしい!ってはしゃいだら叱られそう。菅野さんといえば、昔六本木のロブロイで聴いたとき、テーマ弾いたらすぐ立ち上がって踊りだしてそのまんんま踊り続けて・・・そんなことがあったなあ。ベースが若い鈴木何とか〔死んじゃったけど)、ドラムは誰だったか???

     九州のライブなら真っ赤に燃えるでしょうね。九州は城島時代10年連続通って聴き歩いてるから・・
     去年、博多別府大分をたずねて変に感動したりして、九州もいいなあ〜。って言いながら中央線沿線をうろつく和紙。今年の春行く予定が????
     

  2. 神戸の隠居 : 2008/03/27 - 20:04:28 -

    ファンというのはそういうものです(笑)
    自分の頭の中にある音楽がすべてです。
    変わるはずのない「レコード(記録)」が
    自分の変化とともに違って聴こえるなんてよくあるのです。
    でも、逆もあるのです。
    ベートーヴェンの「運命」の冒頭の「ジャジャジャジャ〜ン」に、
    いつも違和感を感じて数十年、
    トスカニーニ盤がCDに復刻された時に初めて疑問が氷解しました。
    小学生の頃に聴き込んだSP盤の記憶が無意識に私を支配していたのです!

    4月19日の神戸を楽しみにしております。

  3. tshibuya : 2008/03/28 - 10:19:05 -

    郷愁と音楽の関係はなかなか面白いと思っていて、ときに、そういうことが一番大切なんじゃないかと思ったりもします。が、やっぱり形而上学的な美にこころは向かいます。
    しかし、我々は快楽主義者でもあるわけで、そこで菅野さんを聴いたりベートーベンを聴いたりする。よくわかりませんが(笑)。

  4. tshibuya : 2008/03/29 - 08:40:35 -

    妃摩甚さん、そのベースは鈴木憲ですね。いっしょにやっていたドラムはだれだろう、植松良高か小原哲次郎辺りかも知れない。植松さんは元気にやっています。小原さんはこのところ名前見かけないですね。

    追記
    上野GH9のスケジュールを見ていたら小原哲次郎は今月出演してますね(山本剛3)。灯台もと暗し(笑)。
    そういえば小原さんは前にGH9のブッキングマネジャーをやってたんだ。なにも知らないで行って、ドラムを叩かないのにそこにいるので変に思ったことがあった。

  5. torigen : 2008/03/29 - 16:31:38 -

    渋谷さん、菅野さん聴きました。
    いやぁ、スゥイング!ですね!わはは。
    あれだけしっかりやれば、録音状態など吹っ飛ばすパワーがあるのですねぇ?驚きです。
    音質がクリアなだけで中味の無いもの(無機質っていうか)より数段良かったであります。

  6. 妃摩甚 : 2008/03/30 - 14:21:41 -

    そうそう思い出しました。呉に今田勝トリオで来たあとに行ったのだった。小原さんだ!!鈴木憲ですね。そこで、エリントン協会のえらい中島なんとかさんと知り合って、渋谷のおいしい中華料理屋さんへ連れて行ってもらったことを思い出した。まだ、和紙がスキンヘッドになる前だから、ずいぶん昔の話だ。このあいだテレビで浅草のかいば屋が出てて、そこにコミさんの大きなポスター写真がでかでかと張ってあって、嬉し悲しかった。上記の本買います買います。中央線沿線大好き痴呆じゃなかった地方人ですから。

  7. 松島 : 2009/05/26 - 13:38:23 -

    ロブロイは青山だったかな。
    このころの演奏そのままの
    オンアクリアデイが再発されますね。うれしいです。
    こちらのドラムは例の松浦君、これがすごいんですよね。ライブでスガチンを食うくらいのドラムは彼くらいでしたね。

  8. tshibuya : 2009/05/26 - 14:12:17 -

    このところ菅野さんのアルバムが続々と出ているようですね。
    ところで、どういうわけかぼくはドラムの松浦さんの記憶がないのです。ベースが鈴木憲さんのときだから知らないはずはないのに、不思議です。
    「オンアクリアデイ」はLIVE!の何年か後だと思いますが、聴いてみたいな〜。

  9. kmatsu : 2009/06/02 - 23:06:54 -

    菅野さんのWikipediaは、最近、ぼくが更新しています。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%85%E9%87%8E%E9%82%A6%E5%BD%A6

    1973.10.7-10
    Live, Naja-PA6021,ABCJ-456, with 本田英造, 高田光比古,小川庸一

    1975.6.18
    On a clear day,PHILIPS FS-7003,with 鈴木憲,松岡義男

    松岡さんは、ロブロイで何回かみかけました。アルバムはクリアデイだけですね。
    乗ってくるとアミーゴとさけぶ変わった人でした。

  10. tshibuya : 2009/06/03 - 07:15:16 -

    kmatsuさん、Wikipedia更新ごくろうさま。
    1973年から76年ころまでの菅野さんはすごいですね。こんなにたくさん出してたんだ!
    松岡さん(松浦さん、どっち?)は相変わらず思い出せませんが、LIVE! のころのメンバー、高田光比古さんには4、5年前に会いました。本田栄造さんはどうしてるのかなあ、元気なのかしら。そうそう、小川さんも。

  11. kmatsu : 2009/06/03 - 18:26:05 -

    高田さんはなつかしいなあ。
    事故があってから2回くらい聞いて、その後、いなくなってしまったような。最後は六本木できいたんじゃないかなあ。
    元気でしたら、嬉しいですね。

  12. kmatsu : 2009/06/07 - 18:33:48 -

    だんだん、思い出してきました。
    松岡義男さんが正しいです。
    あのころ、いつもは宮沢昭一さんだったと思います。このライブの一か月前に四国のの今治で聞きましたが、宮沢さんでした。今治アブアブの村上さんが呼んでくれました。
    このお店はご存知ですか。高知アルテックの青山さんとも親しかったですが。アルテックはまだまだ頑張っていますね。

  13. tshibuya : 2009/06/07 - 20:51:58 -

    松岡義男さんが正解ですか。了解。
    今治のアブアブは知りませんがアルティックは一回行ったことがあります(確か)。ずいぶん昔のことですが。
    宮沢昭一さんはアルバム「cook note」から何年かいっしょにやっていました。すばらしかったなあ。偶然ですが、彼はいまわが家のすぐ近くで仕事をしていて(ドラムではない)とても元気です。よく会いますよ。

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